インボイス制度が令和5年10月から始まりますが、影響があるのは免税事業者の営む事業を利用する際かと思います。
今回は、その中でよく利用されるタクシーについてです。
個人タクシーは売上規模から免税事業者であることが多いです。
(一社)全国個人タクシー協会によると基本的にすべての個人タクシーのインボイス登録を目指しておりますが、免税事業者のままの個人タクシーも一定数いるそうです。
そのため、乗車前にインボイス制度に対応しているかがわかるように表示灯などの設置を検討中とのこと。
制度開始後は、インボイス登録を済ませた事業者以外の請求書等では、消費税仕入税額控除(消費税の納税額計算上の控除)が段階的にできなくなります。
インボイス制度開始後の個人タクシーの利用時には、乗車前にインボイス対応か確認が必要かもしれません。