終活のススメ

近年少しずつ耳にする方も増えてきたと思います。
“終活”人生のエンディングです。

何となく暗くなりがちですが、人生の一大イベントを汚すことなく、迷惑をかけることなく終わらせるには、
終活は重大なテーマと言えるのではないでしょうか?

そして勘違いしてほしくないのが、「遺言書を書いておけばいいんだろ・・・」と思っている方が結構多いのが事実です。
それをわかってはいても、「私には相続税はかからないだろうから必要ない」と勘違いしている方もおります。

ここでは、終活のための準備を3つに絞ることにしましょう。

1 どんな財産がどこにあるか分かるようにしておくこと
 
通帳一つにしてもいくつ持っているのか奥様さえ知らないなんてことはザラです。
しかもそれを隠していたら、ご本人しかわかりません。

銀行印や実印の場所、金庫の暗証番号、キャッシュカードの暗証番号、保険証券のありかも誰も知らない・・・

それで万一のことがあった場合、相続人は途方に暮れてしまいます。
しかも銀行がその本人の死亡を知ったら、銀行口座は“凍結”といって
相続が確定するまで誰にも下ろすことが出来なくなってしまいます。

2 遺言書を準備しておくこと
  遺言書には公正証書遺言、自筆証書遺言、秘密証書遺言と3種類あります。

このうち最も正式かつ正確なのが公正証書遺言です。

公証人という公的な方の立会いの下、他にも立会人という第三者も同席したうえで行い、それを公証人役場が一部を保管しておくものです。

ただ、厄介なのが面倒くさいのと費用が掛かるということです。
でも、揉めるケースが想定される場合には、この方法が最も確実です。

公正証書は嫌だけれども何とか頑張って書くよという方には、自筆証書遺言がおススメです。

これは自筆で遺言書を書いたうえで、信頼のできる方に保管してもらうやり方です。
もちろん、密封をして本人の実印を割っておくことで、後々それが本物であることを証明できるようにしておかなければなりません。
この利点は、費用が掛からないことです。しかしこの信頼できる人が万一裏切った場合?にはどうしようもありませんが・・・。

信頼のできる第三者なんていないという方には、秘密証書遺言ということになります。

これは読んで字のごとく、誰にも言わずに秘密裏に遺言書をしたため、残していくやり方です。
非常に簡単で良いのですが、難点としては遺言書が発見されなかった場合や、複数見つかった場合など、
それが真実の遺言なのかどうかで揉めてしまうなんて笑えないケースも実際に起こっています。

どうせ残すなら公正証書か自筆証書にすべきと個人的には思います。

3 本人亡き後のコトバ
  これは言ってみれば、フリーコメント欄です。法的なことはありません。

ご自身が生きてきた証、ご自分の死後どのようにしてほしいか? 
残された家族に対する思いや希望など自由にカッコつけて書き残してください。

これは、できれば遺言書と一緒に保管することをおススメします。
特に、会社の経営者ならば事業承継という最も重要な決断を必ず書き留めてください。
組織の問題、後継者への願いなど色々とあることでしょう。



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