対策

相続税の棚卸で財産の大枠、構成は掴みました。そして相続税シミュレーションでそれに対する相続税もおおよそ把握することが出来ました。
次に行うことは対策です! 
この対策と一言で言ってもそれぞれのご家庭の事情、財産の特異性などがあり、ひとくくりにはできません。

まずは大きく3つに考え方を整理して、それに見合った対策をしていきましょう。

A 相続税だけ対策
このケースは相続人が1人しかいない場合です。
税金はかかりそうだが、揉める相手がいない場合、かかる税金の金額が思ったよりも多く感じているのか?
残された現預金や換金性の高い株などで支払えるのかをよく検討し、その上で、“節税対策”をしていきましょう。
B 相続だけ対策
このケースは相続税はかからないが、相続人が複数いる場合です。
先ほどのAとは真逆です。どちらが大変と思いますか? 税金がかかるAでしょうか?違います!断然Bのケースです。これを読みかえると、“争続”となるのです。

仮に遺言書があっても揉めるケースは出てきます。無いとなると、相続人全員で遺産分割の協議をして、その書類に全員が実印を押すことになります。

財産の多い少ないではなく、どのように分けるかでこれまで仲の良かった兄弟が骨肉の争いに発展するのです。

サザエさん一家を想像してください。
仮に波平さんが亡くなり、相続問題で揉めたら一旦は舟さんがすべての財産を相続すれば一旦は丸く収まりそうですが、
数年後舟さんが亡くなった際には、サザエ・カツオ・ワカメの骨肉の争いなんて嫌ですよね・・・。

従って、相続税はかからなくとも事前に誰に何を残すべきか決めておく必要はあるのです。

C 相続+相続税対策
このケースは相続税はかかるし、相続人も複数いるため、最も対策が必要となります。
相続税の大改正によってこれまで税金がかかっていた人の割合は、死亡者数の約4%程度だったのですが、今後は約6%以上になる見込みです。このケースでは、一次相続のみならず、二次相続までを想定した対策を考える必要がございます。こちらのシートを参照してください。
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