東京都中央区銀座の会計事務所 C Cubeコンサルティング

BLOG

「注文書」に印紙は貼るべきか?

投稿日: カテゴリー 税務トピックス

(令和元年9月16日号)

 

印紙税というのは日本特有の税金で、昔の人は良くも悪くもよく考えたものです。

さて、その印紙ですが、文書課税と言って文章の内容によって印紙を貼るべきか否かが決定されます。

よく勘違いされるのは、××契約書だから印紙は必要、覚書や念書は不要・・・ といった間違った認識です。

文章のタイトルは関係なく、そこに書かれている内容によってすべては判断されます。

 

従いまして、例えば“注文書”というのは一般的には印紙を貼る必要はないのですが、下記のようなケースでは貼る必要が出てきます。

 

取引基本契約書

第×条(個別契約の成立)

個別契約は、甲より取引内容を記載した注文書を乙に交付することで成立する

 

注文書

取引基本契約書第×条に基づき、下記の通り注文いたします

A商品 1,000個、単価 10,000円・・・

 

このような注文書は、“注文請書”となり、請負に関する契約書(第2号文書)に該当してしまいます。

つまり、申し込みをして承諾してしまったこのような文面だと印紙が必要になってしまうというわけです。

中々難しいですね・・・

 

(税理士 清水 努)