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消費税増税 資金繰りにご注意を

投稿日: カテゴリー 税務トピックス

(令和元年9月9日号)

 

 

いよいよ10月1日から、消費税率が10%に引き上げられるとともに、食料品など一部のものについては8%の軽減税率が導入されます。

 

税率変更に伴い、価格表示、請求書や領収書の変更など準備が必要ですが、資金繰りにも注意が必要です。

 

消費税は、売上と一緒に預かった消費税から、仕入れや経費の支払いで一緒に払った消費税を差し引いて納付するものなので、預かった消費税をきちんと残しておけば資金繰りに問題は生じません。しかし、実際は運転資金として使ってしまっているケースも少なくありません。

 

8%から10%に税率が上がるということは、税率で考えると1.25倍になったということになります。

例えば、今期の消費税額が1,000万円の場合、来期は1,250万円の消費税を支払うことになります。

 

お金に色はないので、預かる消費税が多くなることにより、日々の資金繰りが楽になったと錯覚を起こす恐れがあります。この増税を機会に、納税資金と運転資金をきっちり分離して、消費税の納期限前に慌てることのないようにいたしましょう。

 

(税理士 山本 剛史)