こんにちは、C Cubeコンサルティングの清水 努です。
先日、お客様と打ち合わせをしていた際に、
教えていただいたあるエピソードです。
それは、全日空の大橋会長が、ある講演会での
スピーチで話された一節とのことでした。
タイミング的には、羽田空港で、予約システムが
ダウンして、ほぼ終日搭乗ができないという大きなトラブルが
あった後のことでした。
実は、このような事態を想定して、5重にもリスクヘッジを
していたにもかかわらず、トラブルが起きたということで、
会社としては、まさに、晴天の霹靂?
ちょっと、前置きが長くなりましたが、以下は
私がその社長から「なんだかわかる?」と言って、
質問された内容です。
「人生、経営には、大きな坂が3つあります。」
「1つは、上り坂です。2つ目は、下り坂です。
そして、3つ目は、・・・わかりますか?」
私は、考えましたがまったく思いつきませんでした。
答えは、
「“まさか”です。」
企業経営をしていて、常にリスクはつきまとうものです。
好調不調という坂は、自分自身の器量の問題といえると思いますが、
この、“まさか”という坂は、自分だけの力ではどうにもなりません。
だから、その際に、トップとしてどのような判断を下して対応するかによって、
会社の力量が問われるのだと思いました。
経営者として、自分の会社の“まさか”はどのような出来事なのか?
一度想定しておいてはいかがですか?
株式会社 C Cubeコンサルティング
税理士法人 C Cube 税理士 清水 努